間違った歩みたちが 変な形の轍になって お互いのそいつを笑い合った くだらないが愛していた 幸せを目指さなくちゃ どうにか色をつけていく毎日 そのいくつかの色をくれた 鮮やかな赤や黄色 旅路の間でいくつも 血の流れない重傷を負って 残酷の向こう側を目指してる 色褪せて滲んでいく あのときの朝靄の色も こんなふうに真っ白だったっけ もう覚えちゃいないが ここに立つ 次の一歩の途中 いま朝靄の色は確実に 光のよう 白く舞う 捕まえた流れ星が 夢が死んでもきらきら光る それでも愛しいと思ったんだ 愛しいと思いたかったんだ 涙を拭った手が乾いて ベタつく気持ち悪い 時間が経っちゃえばそんなもんさ だから歩いてこられた ほら歩いて行くのさ 旅路の間でいくつも 血の流れない重傷を負って 残酷の向こう側を目指してる 旅路の間で僕らは いつか忘れる思い出を持って 残酷の向こう側同士で手を振る 色褪せて滲んでいく あのときの朝靄の色も こんなふうに真っ白だったっけ もう覚えちゃいないが ここに立つ 次の一歩の途中 いま朝靄の色は確実に 光のよう 白く舞う ここに立つ