遠く遠く 糸を手繰るように 運命の歯車まわる 此処で・・・ 満ちては欠ける月が照らす 華よ揺れて匂い立つ なびかせて届ける風 手をさしのべて また夢を見せるのは 重なる色彩(いろ)や奏でる音や 深く長く 絵本のように 描き続け とこしえへの旅 共に・・・ 揺れては香る華が詠う 風よ吹いて包むように そっと寄り添う月 背中を押して暗闇潤すのは 溶けあう季(とき)や生み出す奇跡 揺れる揺れる揺れる華 燃えて燃える燃えた 月 巡り巡る そそら風 染める染まる 深紅へと 浮かぶ跳ねるはカゲロウ キラリキラキラ星降り 流れ玉響に酔う幻想の夜 揺れる灯る歌う華 なびく艶やか舞う風 照らし包み込むは月 カラカラ廻る想いは 心渦巻くは塒 忘れらぬあの場所へ 雨が明けたら