カーテンの下に散らばっている いくつものライター、 その一つを手に取るんだよ 白い息、駅のホームに響く パレードの喧騒と鐘の音 万国旗が揺れている 悲しみを数え終わって 言葉をなくした浮浪者 彼の目を見て話すのは 偉大なる資本主義者 或いはそれに似た ベランダから眺める街 銀貨に水が落ちる間 そこにある少年の愛 ブランケットにつつまれた ぼくらの愛 壁の模様をなぞって光は振り向かず 左手首と窓辺を映すだろう 銀貨に水が落ちる間 そこにある少年の愛 ブランケットにつつまれた ぼくらの愛 日曜にはいきたい場所が きっとあったはずさ 日曜にはいきたい場所が きっとあったはずさ