流した涙すら値段をつけてみてよ 君の曖昧さは綺麗すぎるんだ 感動のない日が続いたって 君がいればそれでいい 誰かを嫌いになれない君と 許せない僕がいる 『少しだけ笑ってるみたいな あなたの口の形が好き。』 唇が僕を染めていった 『私の色はあなたと同じね。』 もう離すことが出来なくなって 2人雨音を見てる そうやって僕らキスをした 愛せるだろうか 言葉よりも早く 抱きしめて隠してみた 唇は今日も赤くなった 染まった色を手で拭っていた もう隠すことはできなくなった 君は雨音を見てる 唇が僕を染めていった 『私の色があなたにうつったの。』 もう話すことはできなくなって 君の雨音を聴いてる 誰かの代わりじゃないんだと 君は僕に言うんだ 『こんな時も笑ってるみたいね、 あなたの口の形。』