碧

歌詞

忘れた頃にやってくる 死ぬまでに何がしたいとか 将来は何になりたいとか 未来を描いてた碧い夜 ふとした時に蘇っていく 君は夏の空の一等星みたいに 輝いてる 優しい君の声が合図で 抱えていた想いが 風に靡いて 打ち上がる夜空 染まる光 君はなぜか泣いていた 夏の空 照らす君の掌の中で 僕は言葉を噤んでしまった あのとき 繋がっていた君の手を どうして 僕は離してしまったんだろう 夏の夜 過去の二人へ送る この歌は君に届いているのかな 結ばれることのない 二人の恋には 未だに伝え切れてない言葉が あるんだよ 生きづらい日を過ごす時もある 昔は今より笑っていたとか 夏の香りが好きだったとか 二人で駆け抜けた碧い夏 ふとした時に過る日々 君だけがいなくなった 僕の世界は 淀んでる 夢が夢で 終わらないように 君と僕が 恋で終わらないように この広い宇宙のどこかに そんな世界はあるのかな ああ また思い出してる 歳を重ねて 色んなことを知って 悔しくて 泣いた日もあった 過去に手紙が書けたのなら 君はなんて返事をくれるだろう 夏の空 照らす僕の掌の中に 君の掌はないけれど もう一度 君に会いたくて 二度と戻れない夏を 僕は夢を見るように探している 夏の空 咲いて輝く夜空の中に 浮かぶ記憶が滲んでいく 美しい火花を映す僕は どうして 君に好きと言えなかったんだろう 夏の夜 打ち上がる花火の光の先に 見えた君を追いかけて 遠く離れてしまった 二人の恋でも 今までの君へ伝えたい言葉を 夏空に乗せて