瞬きと瞬きの隙間を 縫い合わせるように息をして 揺蕩うような静けさが 薄紫の朝を包んで 目を醒めさせてゆく 時計は戻せない 戻らないように 僕は引き返せないのだから 笑って いつものように自分を羽織って 背中を前に押して but I walk alone この道はどこまで 続いているんだろう 何も 何もいらないから このまま終わらないで 長い夜が嘘みたいに 朝のノイズに置き換わる 理由もなく 未来のこと 世界のこと 何も決められないままに 歩きだすのは どこか期待していたような 夢みたいな場所がある 気がしてたから 人知れず 季節の隙間に咲いた花が 「君も同じ」と笑った but I walk alone この道はどこまで 続いていくんだろう 何も 何もいらないから このまま このまま… Stay Heart Don’t Take Them 幼さは道すがらに 僕の記憶に寄り添って あられなき方角へと 僕の手を引いて 手を引いて 望めるならあと少し歌いたい 光も影も引きずったままで この街の行く末を 見つめるあの隙間の花のように walk alone この道はどこまで 続いているんだろう 何も 何もいらないから このまま夢みさせて