薄暗い夜明けに涙の落ち着きを ペトリコールに包まれて目を瞑る 虚しさのなか自分を可愛がろう 今日もこの命燃え尽きるまで 長いまつげの隙間から 君の瞳の奥の方無駄に澄んだ 僕が住んでいた 奥奥から届けたいの 君の優しさは僕の喉を潤すの 奥歯噛んで吐血しようか 靴も汚れて少しだけちょっと ヘコんだ 肌寒い夜更けは言葉に怯えても 腕の中でも擦れて傷ついた 寂しさの中溺れたその声 募る空気は泡になってしまう ゆらり伸びていく影に 追いつけないまま僕は強く握った 勘違いしてた 奥奥から愛したいの 君がくれたこの傷を暖めながら 深いとこを触れた温もり まだ感覚が少しだけちょっと 残ってる