花びらが宙を舞い 伸ばす手は澄んだ空へ向かう ベランダの小さな芽はずっと未来を 生きてる 風の音 夏の匂い 過ごした場所 見慣れたレールを下りて 足跡を辿って また今日を読み込んで 立ち直れない悲しみに暮れてたって 今を生きていくんだよ 隠してた傷跡が痛む 未来はどこへ向かう? 見失った少年は叫ぶ 「此処はどこだ」と 駆け抜けた情景が 身体の奥底の方から溢れ出して 蝕んだ夕焼け 「また明日」を通り越して がむしゃらな僕は走り抜けて行くよ 叶うと信じて 真夜中 すれ違う人 どこかに探してしまう懐かしさを きっとまた会おう 何回だって走って 数えきれないほど転んで 笑いあえる未来を目指して今日を 戦っていく これからの交差点で また見失ったとしたって この足で 自分の道標 刻み続けていく 蝕んだ夕焼け 「また明日」を通り越して 精一杯手を伸ばす 始まりを告げて