眩しい日差しに手をかざしてた 今日はいつもより暖かい様な 透明の扉 先にある世界は 何てことないいつもの風景 ねぇ、ちょっと待ってて 私今からアレ取りに行くからさ コレ好きなヤツ だからイイよね?って思ったり ワガママばかりで困った 顔させちゃったり ちょっとばかし 怒られちゃったりして カートを押しながら 両足を乗せてすべってみた 減速する前 片足下ろして踏み込んだり 恥ずかしいくらいに思い切り 転んじゃったり それでまぁ、 また怒られちゃったりして うるさいなってムッとしている私 いつになったら正直にさ、 なれるの? この街に生まれ落ちた時から 当たり前のようだった 隣にあなたがいる事が 一番の幸せだった 「ねぇ、いつもこれだっけ?」 『そうだったような違ったような』 「もし違ってもまぁ、いっか」 『挑戦してみるのもいいよね』 ワガママばかりも包み 込んでくれるような 日常の一コマになっちゃったりして 私の事忘れちゃったとしても 私は絶対忘れないよ、あなたを ひとつだけ願いが叶うのなら また私の隣で しわくちゃの笑顔を見せながら 全部笑い飛ばしてほしい 懐かしくて今でもすぐ 思い出せるよ、あの日の事 私もね、もう大人になったんだよ この街に生まれ落ちた時から 当たり前のようだった あの時をまた今日も繰り返そう 何度でも「ありがとう」 眩しい日差しに手をかざしてた 今日はいつもより暖かい様な 透明の扉 描き足してく世界は 寂しさを塗り替えてくようだ 小さな手の平 先にある世界は…?