この瞳にあなたが映るだけで 殺したいくらい醜い昨日も 愛せるくらい嬉しかった いつも悲しみは塩の味 喜びは此処じゃない 酒がなくても金がなくても 心を灯した 怯えている体を抱き寄せては 交わうたび差し出すたび 朝を忘れてキスをした ほんとあり得ない事ばかり バカみたいに夢ばかり 愛があっても金がなくちゃな 男は走れない みんな楽しそうだ 眩しくて触れちゃいけないんだ 拭いきれない悲しみの対価を 抱き寄せては 幸せはたまに僕を殴った まかり通らない 暮らしの日々に何度も花束を 萎れないように犠牲になっても あなたが咲かない度胸が痛んだ この瞳にあなたが映らないこと 思い知る度夜になる度 違う誰かとキスをした 今も悲しみは塩の味 喜びなんてものはない 口があっても笑えなくちゃな 心は枯れてく ふざけあってたあの日々をもう一度 泣きじゃくっては許し合ってた あの日々を思ってた ほんとくだらない事でさえ バカみたいに愛おしい 夢があっても金がなくちゃな 家に灯りはつかない 分かり合えない喜びを何度も 拾い上げては 屍が転がるだけだ違うか 乾ききらない涙の最後には いくつもの花束を 悲しみで咲いたのは願いであっても 恥ずかしくないと胸を張りたいな カブれた私の感情 全部全部があんたのせいだ 捻くれたやつから退場 なら今すぐここから退いてあげる 拭いきれない悲しみの対価を 抱き寄せては 幸せはいつも僕を笑った まかり通らない暮らしの日々に 何度も花束を 萎れないように犠牲になっても あなたが咲かないなら 意味なんてないや