罪を抱かない者を順番に並べて 中指を突き刺し呪った あの人は儚く愚かだ さよならも言わずに死んでった 消えない呪文を唱えたなら 笑ったあいつと地獄へ行こう 期待をしただけ無駄になったよ だから殺したんだよもう 世界ごと ねぇ 愛しても愛しても 嘘みたいに 薄情ばかりだろ 散らばる屍が星みたいでさ 涙が止まらないんだよ セメントの隙間から 咲いてる花すらも潰して 忘れ物がないように 隈なく探して迷わずとまらず 盗んでも盗んでも 嘘みたいに 報われないって本当さ 散らばる屍に花が咲いても 二度ともう愛せないから 街の灯りも海も空も 悲しくなるのは動き出すから 消えない呪文を唱えたのに 僕は笑えないあいつと寝転ぶ ねえ 愛しても愛しても 嘘みたいに 薄情ばかりだろ 綾取る言葉を差し出しても 今更届かないんだね ねえ? 愛しても 無駄になるのは 自分のせいだろ? 散らばる屍に尋ねたいけど 涙でしゃべれないから