目立たない贅沢な 毎日を愛していた 君が居た日々の 踊り場に 僕はまだ 丁寧に束ねた赤い恋も 夏の終わりに枯れゆく花びら 笑っちゃうだろ? 情けないだろ? ゴミに捨てるなんて無理だよ 忘れようとするほどに 体が覚えてて 君じゃない他の人を 抱き寄せるたびに虚しくなった 終わらない生活の中で愛していた さよならの意味を教えてよ もう二度と触れない君に 会えるなら跪いて 誓うのは愛の宣言 誰も居ない踊り場で まだ僕は、まだ 最低な結末で幕を閉じた恋も 酒が入れば話のツマミだ 今だったら 昔だったら たらればばっかりほざいては 思い出してしまったよ 忘れていたいのに 野次馬が五月蝿くて 選んだ全て無駄になりそうだ 情けない生活をなんとか愛していた 触れない君の体に 健全を祈った