部屋の隅のビー玉を転がす 2年前の僕ときたら 夢ばかりみてたよ 街へ出ればネクタイ姿の人達が 忙しく駆け足で僕を追い越してく お腹の膨らんだ昔の彼女 幸せそうな顔して 僕の横を通りすぎた もし あの時こうしてれば良かったって 過去を振り返ってみても 同じ時間には戻れないから でも同じ時を繰り返しても また同じ足跡なぞるだけ そんな気がしてならないのです 夕暮れ時にすれ違う子供達 無邪気な笑い声に胸が騒めく 家へ帰れば見慣れたはずのピアノが 2年前と変わらずに僕を見つめてた 同窓会の帰り道 握りしめた手 変わってく皆んなに 縺れ絡まるこの気持ち もし あの時こうしてれば良かったって 過去を懐かしんでみても 同じ僕以外はなれないから ほら同じ時を繰り返すより 新しい足跡残してこう だから俯く暇は無いのです 変わってしまう事を 恐れてただ立ち竦むよりも 大事なモノ追い掛けて また歩き出せば良い もし あの時こうしてれば良かったって 過去を振り返ってみても 同じ時間には戻れないから いつか今の僕を誇れるような そんな足跡を残してゆこう 今やっと答え見つけたのです そんな気がしてならないのです