あなたに向けた秘密の音 言葉が聳える街で また会えるまで 散らばった雨風の落とし物 いつでも飲めるように水筒に集めて いけ 摂取して摂取して息ができるように 風邪気味、焼けた声にならぬように 身に纏うあこがれとバイバイするた めに 吐き出した涙にちょっと邪魔をする ように 残る夏の端っこで あなたが求めると思い込んで黙って いるわ 炎天下に慣れたあなたといつでも叫 べるように 受け取った悲しみで声を潤しておく よ いつか濡れ濡れになってしまったと きのために 循環する感情をずっとずっと待って いたい 傘を失くして浸み込んだ分だけ 誰もわかりやしない景色を見れるの よ 摂取して摂取して息ができるように つくりかけの言葉を守り貫くために なぞってなぞって綺麗にうつすよう に 途切れ途切れのナミダにそっと触れ るように 残る夏の端っこで また聴かせてあげたかった 炎天下に慣れたあなたといつでも叫 べるように 受け取った悲しみでメロディを繰り 返すよ 炎天下に慣れたあなたといつでも叫 べるように 受け取った悲しみもいずれなくなっ てしまうよ いつか濡れ濡れになってしまったと きのために 循環する感情をずっとずっと期待し ていた いつか渡したかったふたりだけの音 もう必要ないけれどずっとずっと持 っていたい なみだを飲み干してあたしは終わり を迎える? 言葉が聳える街の中で静かに眠るの また、また会えるまで!