あたしは目を瞑って 静かに座っているのに なぜかのけらているような そんな浮遊感だ 綺麗な鞄を置いて おやすみをしたい今日は むりやり荷造りをして 笑い飛ばしたかった 許してね きみの理想も願望も 重たいもんで 世界が愚図つけば クラスでうわさの切断厨 まだまだ行けるけれど 残機を持った状態で さようなら しなきゃいけないのだ バイバイ あたしはきみに貰った あこがれを 振りかざしては使い切って ふらふらだ もうここにいられる 気がしない 気がしないから ぶかぶかの服を脱いだんだ あたしは目を瞑って 耳を澄ましているのに 聴こえない音に酔って 一人ぼっちで昼休み 許してね きみの夢も希望も 描けなくなって 卓上カレンダーは マルバツゲームの犠牲者 まだまだ言えるけれど 言葉を持った状態で さようなら しなきゃいけないのだ バイバイ あたしはきみが教わった道の 景色の中で彷徨って しまうのだ 読めない地図を探す てのひらで 塞ぎきったら それは最高の答えだ バイバイ あたしはきみに貰った あこがれを 身に纏うから動けなく なるのかな もうここを歩ける気がしない 気がしないから 汚れる前にぶかぶかの靴を 脱いだんだ