真っ暗闇を照らす星が あたしのまぶたを撫でる 懐かしい声が聞こえる とても寂しくなってく 真っ暗闇の向こう側から あたしを呼ぶ声がする 置いてきぼりの星屑を 両手のひらに集めてく 君が目印なんだ 町外れな裏のルート 明日はもっともっと 曇っていると思うから 明日はここにいるよって 足りない光を集めてって 今夜を明るくしている 星が暗くなってく あたし追いかけてる むかし見えていた 世界の星が 息を声に変えてく夜 ああ 繋がってそうな星と星を探す ああ もっと高くへ 声を辿って歩いていく ああ 見えづらくなった意味は 分からないから ああ 星屑を持った手で 閃きを眺めてる 真っ暗闇の向こう側から あたしを呼ぶ声がする 置いてけぼりの 星屑を拾って 足元を照らそう 君の落とし物を返すあては あたしだった とっくのむかしに いなくなっているから 星屑のにおいを持った 覚えたての意味を鳴らして 今夜の明るさに眩しさを足す 星が暗くなってく あたし追いかけてる むかし見えていた世界の星が 息をよるに変えてく夜 ああ 暗闇を好いて星と星は消える ああ 懐かしくなった 意味を迎えに行く ああ 夜に循環に 君を纏った声が鳴る 星が暗くなってく あたし夜を照らしてる 遠く見えていた世界の星が さよなら あたしに告げる夜 ああ 消えてしまった 星とあたしを重ねる ああ もっと近くへぐちゃぐちゃに 歩いていく ああ 目印はどんな 声でも構わないから ああ あたしがいなくなっても 誰でもわかるように する