見えない夜空の上の上 心を転がして 張りつめた肌をつま弾くと みんな落っこち始める 洪水の街に降り注ぐ カミソリみたいな閃き 滲んでそして膿んで腐った記憶は 藍色の水彩匂っている この手で掬って握って 消えてしまわないようにって その手を開いて 確かめてもうそこには無いって 朝が来ないように拡がり続ける 夜を纏って裸足で踊っている 突き刺さる金属みたいな雨音 リズムに身を裂く光の気が済むまで 朝が来ないように拡がり続ける 夜を纏って裸足で踊っている 突き刺さる金属みたいな雨音 リズムに身を裂く光の気が済むまで