部屋のドアを閉じる前に いつもの約束 形だけのキスでも少し楽になる 「何か僕に隠してるの」 短い沈黙 目をそらしたいような 予感がよぎってゆく 会えない週末 抜け殻のよう部屋 知らない名前 見たことのない写真 すれ違った言葉 カラカラ絡まってゆく ああ 彼女はそれでも待ってたのに そう 彼には聞くのが怖かった <♪> 彼女が口をきく度に いつも怯えてる でもとどめの言葉を 彼は待っている 鳴らない電話を 互いに待つ二人 いつでも相手に求めるばっかりで 責めたててみたって 戻らない 戻らないだけど ああ 彼女はその時信じてた そう 彼にはそれも気がつかない <♪> ああ 神様 どうか教えてください そう もっとうまくいくはずなのに ああ 神様 どうか返してください そう 今も二人は思ってる 違う窓辺から 同じ月を見てる