くだらない後悔の 行く先はもう無いよ あぁぬるい夏の気配を辿る ぼんやりと追いかけるあの春 今更、 もう遅いと吹いた風に気づいて 鳴りだす風鈴の音にまた振り 向かされる 忘れてしまっても 幼いままじゃいられなかったとして も あの一瞬は僕の一生だったよ もう笑わないで 話さないで 惑わせないで 弾む音と冷めぬ温度に 気づいては誤魔化してしまうよ もう戻らないね 今更思い出してみても くだらない後悔と 約束はもうないよ 一度目が合って 二度目は距離が重なった 難しいことは考えられないの 最初は大体良くても 最後があって普通でしょ 哀しいことも美しく思えるけど 僕は盲目なままで あの一瞬も君の一生であって 欲しかったよ 君はもう忘れた 愛なんて知らなかったけれど この一瞬を大事にしまっておくよ もう笑わないで 離さないで 後追わせないで 弾む音と冷めぬ温度に 気づいてるのも分かってるんだよ もう戻らないね 今更思い出してみてもきっと くだらない後悔と 約束はもうないよ