短冊に書いた願いを盗み見て 過ぎ去って行った季節の数を知った 諦めてしまった僕を笑うように 君は走って風になってしまった 本当はすぐ近くに 本当は変わらないのに ”憂鬱”という名のナルシズム もう戻れない日々を恨んだ もしかして君はどこかで 泣いてたの? 苦しい時に笑ってしまう癖がある 焦燥に駆られる理由が 誰のためなのか ああ、僕は分かってしまった 夕凪の空で読み返した手紙 まだ切れないお揃いのミサンガ 僕に問いかける 「あのままでもよかった」 なんて言えないけれど 祈らないで日々を乗り越えたいよ、 まだ 楽しい時に笑えない癖がある 焦燥に駆られる理由が 誰のためなのか 答え合わせしたくて 振り向いた! もしかして君はどこかで 泣いてたの? 苦しい時に笑ってしまう癖がある 焦燥に駆られる理由が 誰のためなのか ああ、分かってしまって 分かってほしくて、 星を見ていた 新しい夏を、待ってる 諦めてしまった僕を笑うように 君は走って永遠になってしまった…