夜は冷えるね。 優しすぎて自分を 後回しにしてしまう君へ 光に翳す、手の平は透けていて 例え話はまだ上手にできない 今は、倒れないように柵に捕まって いつか見た海のことを考えている なぜかとめどなく溢れ出る言葉を そっと、書き残した 外の世界はまだ怖くて出たくない 絵画のように重ねても 綺麗にならないや 時間が経って光は移動しても 当たり前だと言わないでほしかった 今は、頼りない線を辿って いつか聞いた波の音を 思い出している なぜかとめどなく溢れる涙を 止めないで 止めないで 今は、倒れないように君に捕まって いつか見た海のことを考えている なぜかとめどなく溢れ出た言葉を そっと、書き残した。