やになる (feat. 鏡音リン&MEIKO)

歌詞

誰かわたしに 傘を頂戴 予報に雨は見当たらないけど 傷に染みる 痛みが怖いから 感情の隅に 住み着いたダーティ 自分以外の光が眩しくて 未完のラブストーリー 禁断の実り 主人公にはなれない 口にしちゃいけない言い訳だらけの 檻の中に落ちてきた鍵が それでいいのかどうか尋ねたんだ 答えられないと 知ってるはず それなのに 着飾った言葉に塗れたベロア あなたが思ってるほど 綺麗なわたしじゃないよ 癖になる嘘から 離れられないジレンマ 喉から出た誰かの台詞はどうして 狂おしい程 気持ち良いの カルマになるなら このままで変わらないままで 割れた破片が 見えないように ベールを被せてみた 危ないことは分かっているでも そのままにしておこう 綺麗な石を拾い集めてた 硝子の瓶に大切に詰めた いつの間にか何でだろう 消えてしまっていた 忘れ去ってしまった 欠けてることすら気が付かないまま 冷え切った体を温めたのは あなたの言葉それとも囁いた悪魔 優しい嘘なら吐き出せたいつでも 泣きながら笑ってるわたし誰? 嬉しいほど 悲しいほど 埋もれた心が 今日もそっと部屋に鍵を掛ける 「花に嵐」なんてマシな方で 映る全てが歪に見える あの人が不幸になればいいと願う 自分が 「やになる」 魅力だらけの戯らしの束が すぐ目の前でユラリ揺れてる 付いて行けば楽園か でも奥の汚い手が見えた 踊らされちゃダメだろ そう言い聞かせてたんだ まだ分かりはしない 何が幸せだろう 心のどこかで諦めてたとしても ほとんどは諦めてなくて でも無くした欠片が足に刺さって もう元には戻せない形をしてた 繋がった掌 伝わった温度は あなたのもの それとも隣のあの人 その目に映る影を確かめてたくて 瞳の奥をそっと覗いた 冷え切った体を温めたのは あなたの言葉それとも囁いた悪魔 優しい嘘なら吐き出せたいつでも 泣きながら笑ってるわたし誰? 着飾った言葉に塗れたベロア あなたが思ってるほど 綺麗なわたしじゃないよ クセになる嘘から 離れられないジレンマ 喉から出た誰かの台詞はどうして 狂おしい程 気持ちいいの カルマになるなら このままで変わらないままで 嬉しいほど 悲しいほど 埋もれた心が 今日もそっと部屋に鍵を掛ける