傘をたたんで 公園通りをみとめたら 時は立ち止まる ああ 空からしずくが落ちるように ガラスが必ず割れるように 強い気持ちは まだここにあって 触れるたび 柔くて剥がれる あたたかい日差しに気づくように レコードは必ず止まるように 遠くから見れば喜劇のよう 遠くから見れば見るほど ただこぼれ落ちるもの ああ どこまでも眩しい光の中でも こんなにも 手にした「」 冷たい春の上 涙はこぼれる いつまでも言葉を伝えられぬまま こんなにもとうめいな光の中でも 涙はこぼれる 階段のぼって 自転車のって 遅くまで 今も覚えてる? 光の中でも あなたがみえない 光の中でも ああ こんなにも眩しい光の中でも 涙はこぼれる ああ こんなにもとうめいな光の中でも