相変わらずここで 揺れているなみだ 穏やかなさみしさを したためられますように 終わりが見えないことが 怖くてたまらないんだろう 途切れることないこころが 不安でたまらないんでしょう 止めどなくつづくことばが 怖くてたまらないんだろう 気持ちがあふれることが 不安でたまらなかった 見上げてごらん夜が明けていくよ 見上げてごらん夜が明けていくよ とおくきこえる いつか なつかしい手で 祈りを だからわたしはうたを歌う 途方もない空に沈んだ 星たちが歌うから わたしは歌えたんだよ みんなどこかに帰って戻らない 向かい合う景色は背を向けて進む 揺るがないあしたへ 水面に揺れている 白と黒を弾いて どこかにはいける ここにだっていれる 風が影をつれてくる 影があなたにかさなる あなたがわたしになる わたしはあなただ わたしはあなただった うつろいゆく光に 交差したふたりだった 変わっていく姿におびえないで もう二度と歌わないふたりの 歌をどうか 忘れないでいて わたしはあなただった 見上げてごらん 夜が明けた