新しい場所へ どこまでも行ける 新しい場所へ どこまでも行ける 波に乗った光が 指先から染みていく 覆っていた膜を破って 強く息を吹き返すまで 水の中にいた二人が 白をなびかせて飛び立つ 二人の中に見た水が 光り続けて弾けだした 新しい場所へ どこまでも行ける 新しい場所へ どこまでも行ける 未来へ さっきまで退屈だった日陰が そっと離れて片目を色づけた 気持ちよく風に吹かれて いつも違う形にかわる 気持ちよく風に流れて いつのまにか見失わないように 新しい場所へ どこまでもいける 新しい場所へ どこまでもいける 未来へ