一流の物書きですらね きっと書けやしないよ マグカップの中 覗き込んでる夜を 時計が連れ去って 温くなった朝 白んでゆく 「おはよう」 聞かせて 夢うつつな僕を見てて 今日も揺らいでしまう 聞かせて 甘く響いた カラン コロン 飴みたいに残ってる 一縷の光は いつもね 僕の人差し指の 少し先だよ なぞる様に 今日も 夜な夜な書き綴った 時計が連れ去ってゆくの 食べたパンの形も 恋しさすらも 「おはよう」 聞かせて 夢うつつな僕を見てて 今日も揺らいでしまう 聞かせて 甘く響いた カラン コロン 飴みたいに カーテン揺らして 目覚ましじゃ起きれないよ 今日も揺らいでしまう 聞かせて 「おはよう」 甘く響いてた部屋 ひとりぼっち モーニング