静かな夜空 夕暮れを追い越して 立ち止まってる僕ら 悲しい色が重なっていく 見上げた綺麗な月が 悲しげに浮かぶ 孤独 終わりはそう 静かに始まってたから 気が付いた時にはもう 戻れない所に僕らはいて それぞれの分かれ道が 交わらずに先に続く 手を繋いでずっと二人で 歩けたらよかったね それは二人が願ってた 変わらない日常 少しずつ 少しずつ 始まりの場所へと向かう 笑ってるけどね あの日から同じ時を過ごしたけど 流れてった時間がゆっくりとずれて いって いつの間にかさ 少しずつ離れていった 出会ってからのお互いの優しい 気持ちが 寄り添った日々に溶けて 今は小さく消えてったから 何か一つ違えば 別の未来があったかな 手を伸ばせばいつだって 触れられてよかったね それは二人で過ごした 儚い夢だったね さよなら さよなら 終着駅の改札 中と外 僕ら 独りぼっちで見上げた 空の月がにじむ それは二人で観てた あの日と同じ色