曖昧な言葉って 大概は便利で 「またいつか」なんて 言ってたね 「最低だ僕なんて」 ふさぎ込むほど なんにもしてないよ それでもまだ 些細な言葉の傷が 未だに癒えなくて 触れたい君のその頬に花弁 夢でもいいから 君のいた日々のことを 愛せなくなる前に 少しのアルコールと 僕らのエンドロール 酔いが醒めないや 世界の終わりに ふかす最後のたばこが 君とのキスのようで この目を繋ぎとめる季節は 僕らの春 うららかさは消えない 言葉って曖昧で素敵だ この孤独さえも 言い方ひとつできっと いつかは歌になるよ でも 君に見つめられると 詰まる言葉 会いたいの理由 何も言えないままだ 身体に馴染みすぎた 孤独を抱きしめて あるかもわからない続きを待ってる すべてが夢ならよかった なんて言わないよ だからいつの日かまた もう合わせなくていい歩幅も愛しい 酔いが覚めたみたいだ 世界の終わりにふかす 最後のタバコが まるで僕らみたいだ この目を繋ぎ止める季節は 僕らの春 うららかさは消えない