AWA

希望のこと

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  • 2013.05.22
  • 9:35
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歌詞

弱い雨がしばらく続いて 部屋の窓を叩く音がした 他になんの音も聞こえない 長い夜にまた取り残される 時計の針はあてにならなくて いつも通り夜は歪んでいる 窓を叩く雨の音のほうが 正しく夜の時間を刻んでいる 窓のへりにわたしは手をかけ 海に浮かぶ夜を見つめていた 無限と呼ばれる時間を恐れて それが今できないことを祈った 青に変わり始める空 空気が徐々に濃くなって 音を取り戻し始める ここまできたら もう大丈夫 太陽が地平線からのぼり 素晴らしい朝がきて ようやくわたしは 眠りにつけるだろう どんなに疑っても どんなに怯えても 夜は明けて朝日がわたしを 迎えに来て抱きしめてくれる それだけがこの星で 生きるわたしの希望 坂の多い丘の上の街 そのてっぺんがわたしの住む家 夕暮れ時 買い物かごを下げ 長い長い坂を昇ってゆく 海から吹く潮風を背にし かもめの歌に耳を傾ける でもどうしても疲れてしまったら 立ち止まって来た道を振り返れば 海へと日が沈んでゆき 空が黒に染まりはじめ 家に明かりが灯されて 光の粒が広がってゆく この街の誰もが気づかずに 生み出し受け継いできた 美しい景色をわたしは見ているよ どんなに傷ついても どんなに苦しくても 顔を上げ生き延びることで 守ってきた景色があるんだ その景色がいつまでもここに あって欲しいと願う 全てがよくなりますように 太陽が水平線からのぼり 素晴らしい朝がきたて ようやくわたしは 眠りにつけるだろう どんなに疑っても どんなに怯えても 夜は明けて朝日がみんなを 迎えに来て抱きしめてくれる それだけがこの星で 生きるわたしの希望

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