いつからだろう この世界には色もなく感じられて 空は霞み、晴れないままだ 歩き疲れ、立ち止まり、うずくまって考える 人生、記憶、全てにいつか終わりが来るのだろうか 意味もなく生きるのが辛くて ここではないどこかへ行きたくて 踏み出す勇気がなくて 胸の奥が張り裂けそうで でも まだここにしがみついていたい 希望を探し続けていたい そんな 小さな命の叫びが聞こえる あなたの火が 消えぬように 私は今 ここで歌うわ いつかの愛 思い出して 抱きしめているから そっと 私は一体、何がしたいんだろう? 今はわからなくてもいい だって、 まだ出会っていない人、 見ていない世界が沢山あるから 太陽のような花が咲く夏 千の星が降る夜 誰かと繋ぐ手のぬくもり 榛色の瞳に暖かく灯る光 あなたの自由に奏でる音だけが 確かに繋がる道を照らしている きっと、もう、すぐそこに あなたの火が 消えぬように 私は今 ここで歌うわ いつかの愛 思い出して 抱きしめているから さあ 私は今 旅に出るの たったひとつの 大事な物語 大きな愛で ソウゾウしてみたい 還るその日まで 生きて 終わりは、始まり。 物語は続く