いつの間に こんな所へ来たの? 繰り返し 同じ道たどる日々 わからなくて うずくまって 乾いた頭に響いた 声ヲキイテ 空に 煙立つ霞が なぜか晴れない あの頃はまだ 耳を塞いでいた そっと 水面をなでるような ぬるい空気 形ばかりの 優しさに甘えた このままでいいって また少し霞んだ 晴れた日のこと。 立ち止まる 歩き疲れた脚は これ以上 言うことを聞かなくて 悲しくなって 泣きたくなって 子供の頃 思い出した 心ノママ 空に 溶け出した 雪の端 ひとつ、ふたつ 風に変わって 霞が晴れてゆく 声を 聴き逃さなければ いつかわかる 歪なままで 本物になるから このままでいいって 淡い陽に揺れた 雨の日のあと。 今はまだ 誰の声かも知らない Be clear 取り戻す勇気を きっと 溶け出した 雪の端 ひとつ、ふたつ 風に変わって 霞が晴れてゆく 声を 聴き逃さなければ いつかわかる 確かなものは ずっとここにあった このままでいいって 少しだけ笑った 晴れた日のこと。