陽が沈んだ ありふれたブランコに並んだ 僕らの声だけがちょっと響いていた 口ずさんだ 君が好きだって言った僕の歌 未だにメロディをずっと歌っている 何年も超えて 故郷(まち)を離れて 今日も僕は歌う まだ届かないよ もっと あの日の続きを ずっと 何もかも全部 思うようにいかないもんらしい 忘れられないよ きっと やさしい響きが そっと ほら遠くの方で 明日が芽を伸ばしている 幼かった 僕らふたりだけいるセカイで イチバンなんて言葉が響いていた 何もなかった だけど疑う余地もなかった 未だにココロをぎゅっと締め付ける 何度だって泣いて 折れそうになって だけど僕は歌う まだまだやれるよ もっと 走り続けるよ ずっと 考えたって 思うようにいかないもんらしい 忘れられないよ きっと 涙の夜にも そっと ほら遠くの方で あの日の声が聞こえてくる あの日 無邪気に笑いあった 未来だけ見て 語り合った その未来には まだいない だけど あの日 無邪気に笑いあった 未来だけ見て 語り合った その未来には まだいたい まだ届かないよ もっと あの日の続きを ずっと 何もかも全部 思うようにいかないもんらしい 忘れられないよ きっと やさしい響きが そっと もう眠らなきゃ 明日が芽を伸ばしている