正解のない当たり前を無意識に擦り 込まれ 己と向き合う喜びを 忘れてしまったんだ 「仕方がない 決まりだから そーゆー風にできてる」 理不尽な世の中は 決まってそう言ってくる 本当にこのまま生きて 良いのですか? 敷かれたレールの上を歩く 自分に問う こぼれた言葉は儚く消えてしまって いつもと同じ様に生きてる 正しく素直な人ほど誰かに騙されて 淀んで汚い人ほど上手く立ち 回ってる どうして誰も私を 助けてはくれないの? 真面目に耐えてる私が 馬鹿で泣けてくる 正義とはなぜこうも都合がいいの? 権威を振るっては弱い者を嘲笑う こんな馬鹿げたこの世界の中で 抗う声すら出せなくて悔しいんだよ 路地裏、生ゴミを漁る黒猫が 行き交う人達に冷たい目で 見られてる そいつの行く先について行ったら ボロボロな子猫達と生きてた 大都会、腐った雑踏の中を 足掻いて もがいて生きていこう苦しくても あの時、黒猫が教えてくれた 「自分の生き方を否定すんなよ」