貴方が見せた その笑顔は 私の知ってるソレと違うし 今更 何を脱いだところで 心臓はドキドキしなくなった やがて蒸し暑いこの世界は 日増しに狂っていく 貴方が話しかけた言葉 きっと人間のソレじゃないし 好きとか嫌いとかの戯言 もはや意味なんてあるのかしら だけど私はソレでいいから 無理をしないで 真夏に 痛み合って混ざり合ってしまえば 命通じ合って気持ち伝わるかな 怒鳴り合って泣きじゃくって グシャグシャ 本物に成れない 私でもいいから 貴方が吐いた本当の嘘が 身体を覆う垢のように トキシンまみれで飲み込まれる 私はそれも至極恐悦 そこには傀儡が縦列駐車の様な 異様な光景 差っ引かれては萎んでいく 私と貴方のバースデー 側に居て 側に居て 時に残酷なインセクトライフ しんと静まる抜殻の中で 一緒に踊ろうか 明日も無情が常ならむ 早く返して 忘れたい 嫌いとか生臭い言葉を 許すために 残りは何が足りない したり顔の貴方はモノクロ バラの棘みたい 刺さったら離れない 痛み合って混ざり合ってしまえば 命通じ合って気持ち伝わるかな 怒鳴り合って泣きじゃくって グシャグシャ 本物に成れない 私でもいいから さも虚しい人生だよな 貴方がいなけりゃ 貴方がいなけりゃ