僕が歌を歌うのは 卒業式後のカラオケで あいつが耳塞いだこと ずっと根に持っていたからで 僕が歌を歌うのは 出だし直後の歌声に 停止ボタンを押されたこと 未だに悲しく思うからで どうしょもないな いつまでも どうしょもないな いつまでも 恨み辛みを抱えてるようじゃ 人の為になんて歌えない やっぱり歌を歌うのは 社交辞令かもしれないが 散々練習した歌を 褒めてもらえたのが嬉しくて やっぱり歌を歌うのは ダメ出しばかりのあの人が ある日なんの気まぐれか 褒めてくれたことが嬉しくて どうしょもないな いつまでも どうしょもないな いつまでも 過去の思い出に縛られてばっかで ちっとも前には進めない 明日も歌を歌うのは 描いてた世界が広がって ちょっとずつ前行く感覚を あなたが与えてくれたからで どうしょもないな いつまでも どうしょもないな いつまでも 結局僕はあなたがいなけりゃ 自分の為にすら歌えない ありがとうすら伝えられない