英雄の証

歌詞

こんでいる電車に乗って つり革につかまっていると 杖をついたおばあさんが ゆっくりと乗ってきた すると席に座っていた 小さな男の子が 何も言わずにすっと 立ち上がり席を譲った おばあさんが優しい声で 「ありがとう」と言うと その子は照れながら うれしそうに笑ってた 一人の英雄が今日も生まれた 悪者をやっつけた訳ではないけれど その行いで誰か一人でも 助けられたのなら それは英雄の証 座っていたおばあさんが 電車を降りようとしたが 多くの人が前に立ち 行く手をふさいでいた するとそれに気がついた 学生の女の子たちが 協力して道を開けて おばあさんの手をとった おばあさんが優しい声で 「ありがとう」と言うと その女の子たちも うれしそうに笑ってた 一人の英雄が今日も生まれた 世界を平和にした訳ではないけれど その行いで誰か一人でも 助けられたのなら それは英雄の証 営利目的 自己満足 偽善者 格好つけ 何を言われても また人を助ける そんなあなたは そうあなたは 一人の英雄が今日も生まれた 自分以外の誰かをただ助けるため その行いに感謝もされず ほめられることもなく 誰も気づかなくても 一人の英雄が今日も生まれた 完全無欠でも格好良くもなくても その行いで誰か一人でも 助けようとするなら それは英雄の証 それが英雄の証 それは英雄の証