色彩

歌詞

代わり映えもしなくて 色の無いような街で 排気ガスの風に 息を閉ざす 人の波に揉まれ 同じ色に染まれ 言い聞かせて泣いた 空は落ちてく ノイズを振り払うたび 脳内こだましては消えない 助けて、その一言も街角の隅 置いたままで良いのかい? 取り戻せ色彩を! モノクロにサヨナラを! 耳塞いで 瞼閉ざしちゃ それは僕じゃない どこにだって行けるから どうしたって怖くても 音を浴びて 景色を感じれば大丈夫 空っぽだった 命のパレットに色広げて 足りない絵の具を注ぎ足して 仮初めの彩でも 嗚呼 蒼揺れる 水面にも ユートピア 色を待った 雑踏の喧騒 掻き分けて 押されても 踏まれても 未完成の塗り絵さえも 色の無い街で 白いまま終わらせない ねぇ 枯れかけた花になら 最後まで水をやろう 誰にだって 心に咲いた 喜望 忘れてる 立ち止まっていたってほら 朝日は巡り照らす 影が伸びて 陽が沈む前に潤すの カラカラだった 命のパレットに色注いで わからないこといっぱいあって 検索しても出てやこないし 大人達もはぐらかす アンサー 触らぬ神に祟りは無しか どうしたらいい? だけど どうしようもない そんなドーナツ状の思考回路を ぐるぐる廻る環状線越えて どこか遠く 逃げたくて でもねいつも できない どうして 日和る? 錆びてく世界 頷けるほど 染まりきっちゃいないから厄介 だってそうでしょ? それでいいでしょ? はみ出した色鉛筆 そっと12色へ戻した ひとつ 光れ 取り戻せ色彩を! モノクロにサヨナラを! 耳塞いで 瞼閉ざしちゃ それは僕じゃない どこにだって行けるから どうしたって怖くても 音を浴びて 景色を感じれば大丈夫 空っぽだった 命のパレットに 色広げて