蛇口が壊れたように想いが溢れだす 眠れぬ夜を過ごす 夏の匂いと共に 吐いた吐息が やけに無垢を感じせる 瞼の裏側に 思い出の 欠片 青い春を持て余して くすんだ日々の情景が 頭の中で青色に染まってく 青い日々を思い出して 夢の中にいたような 感覚で夜の海にそっと沈む はっとさ気づいた奇跡を 今更、ポケットにしまって ふっとさ湧き出た子供心に 鏡の自分を見せた 無くなった瞬間に 幸せと知るのが 運命なんて 触れる気も無くて 儚く流れる 限りある風景を 額縁に飾って 青い春を持て余して くすんだ日々の情景が 頭の中で青色に染まってく 青い日々を思い出して 夢の中にいたような 感覚で夜の海にそっと沈む