ビヰスト (feat. 鳴花ヒメ)

歌詞

踊れ踊れ 人の痛み知らず 心血に塗れても この子だけをずっと護る それが愛と信じ続けました 信じてました 月夜の狭間戦慄く忌の子 夜を駆けるビヰスト 「愛が欲しい」と嘯く人の子 月より重い契りを交わした 愛の重さを知ることで 人に近づくだろうと思いました 情の仕組みを知ればいつか 人の営みに混ざれましょうか 独りで生きるのにも飽きていました 言われるままに「愛」を与え 護り、育て、交じり、殺し ただこの子を満たしたいと 願ったのです 「こころ」の意味も分かりませんが でも見てくださいな あなたを害するひとを見て 昏く燃え盛る翼を 踊れ踊れ 人の心重さ知って 気が咎めても この子だけをずっと護る それが愛と信じ続けました 愛してる 騒がしい夜が来ました あの子が人を従えて 火を、刀を、槍を持って 「さよなら」を伝えに来たのです 私は何かしましたか? 何故怖い顔をするのです? 「別れ」の意味も分かりませんが 後悔が 残らないように駆けだしました 何故かあの子は私を忌み、恐れ なんだこれは何をした? 私のせいか?！ 踊れ踊れ 薄い空が 体浸す血を照らしても 愛と共に錆びた命 悔いはないと 伝え続けました 愛してました 愛してる さよなら