何かが足りないこの世界は どれも並んで寂しそうで 誰もがみんな一人じゃない 誰もがみんな一人ぼっち 失って初めて気づくことは どれもが大切で光る景色 いつか誰かを失って悲しいならば 何かを失って悲しいならば いつか忘れたって悲しいからさ 必ずどこかへ連れてくんだ 巡る季節は匂いの風 桜が散れば初夏の手前 今日も起き上がるどこかの誰 世界は回る一人のため 笑って立ち回ってボロが出て 精一杯働いてくたびれてる あなたはいつだって強がるから 涙を隠して知らん顔 そのくせわかって欲しいだなんて お前は何にも知らないだなんて 一人ぼっちになったら 悲しいから 暗いところにいたら苦しいから あなたのできるだけ 近くにいたいから 私も同じだけ痛むからさ 痛みを分け合って近づくなら どれだけ傷ついたって構わないよ どんな一人だって忘れないよ いつかの私があなたまで 輝けどこかへ 風の音彼方へ