今更になって僕は 今更になって僕は 心の宝を開けてしまってて 久々にあった君は 久々にあった君は 何一つも変わってなくって 変わりない駅前も あの夏登ったビルも 懐かしすぎてか君は笑ってて 今の君の姿も 今の僕の姿も あの頃からは想像もできなくなっ ていた 学校、でかい木 「懐かしい」と話す僕ら 下校、坂道 「疲れたよね」という君は 横顔、しぐさも 全部あのままで 変わったのは何なのか あるのかな? バイバイ、改札 僕ら笑った 二人を戻した 最後の言葉 「私たちもう立派に大人になったよ ね」 「ありがとう、またね」って バイバイ、改札 思い出してた 何年も前の 最初の言葉 「私たち似てるよ、 ねえ友達になって」 「ありがとう、またね」って 何も変わっていないじゃん 何一つとして変わらぬ笑顔があっ たこと 何一つとして二人の言葉、 変わらぬこと 何一つとして でもただ一つだけ 僕らの立場は変わった 高校生活 さよならをした あの日の駅のホーム 本当の気持ち 「待ってよ、行くなよ 家まで送って行くよ」 言葉にできずにドアは閉まっ た バイバイ、改札 君を忘れない けど僕を忘れて 寂しいけれど もう会えないこと、本当は知ってた でも「ありがとう、 またね」って バイバイ、改札 手を振る君へ ずっと気持ちは 隠しておくよ 心の宝箱、また記憶をしまった 笑顔で手を振ったよ 月日は流れていく 月日は流れていく いつか会う時に君は他人のふりをし てね