机の番号もロッカーも忘れて 職場の雰囲気と時間に追われて 放課後のベル、 終業アラームに変わった しょうがないや しょうがないやって 部活後、夕食前のファーストフード いまでは立派に夕食になりまして 時間を作るのも大変になりました しょうがないや しょうがないやって ふざけ合った廊下 走る生徒 夕焼けで二人 口交わした 幼すぎたから「君のせい」と 言ってしまった いまはわかるよ いまはわかるよ 春の風に漂う涙 僕らまだ大人のなりかけ 春の風に吹かれた心 僕らまだ大人のなりかけ この世界の隅でそっと 大人になっていく 時間が経ったせいか日々のせいか 夕焼けで一人、涙してた 忙し過ぎてか時は経過 ひどく染まった いまはわかるよ いまはわかるよ 春の風に漂う涙 僕らまだ大人のなりかけ 春の風に押された心 僕らまだ大人のなりかけ 春の風は心の中吹いている 理想も現実もどこかに忘れて 桜の風景を思い出せれば 心臓のベル また鳴り始めるさ 泣いてないで、泣いてないでって 何度でも 何度でも 僕たちは 春の風に乗れるよ