人込みを避けては 静けさに戸惑う ふいに君へと切り出したのも 実は嘘なんだ さよならの代わりは 幾らでもあったのに 手をかざしても瞬きしても 本当にはならない 僕はずっと変われない 嘘つきのまま いつも君の温もりと優しさを 当てにして 振り返るけど 誰もそこにはいないんだ 煌々と照らされた 名前のないハイウェイ 行けば行くほど 見知らぬ町へ吸い込まれていく 何処にも無い出口に 頷いてしまいそうな夜さ ハンドル握る手を放したら 自分にさえなれない 僕はずっと変わらない 嘘つきだから もしも明日 旅先の風景に出会っても こう言うしかない 「僕はここにはいないん だ、、、。」 僕はずっと変わらない 嘘つきだけど 君を偶然見かけて声を掛けた 本当さ 優しい君は今 人込みに埋もれた