誰でも 夢から醒めた その時は 夢中になって 愛したことさえ 忘れ果て だから女って奴は なんて つぶやいてみたり 走り去る 自分の姿 思い描いたり 別れという名の 夜のガス燈に ぶつかり踊る 虫のようだね 二人 いたわりや ぬくもり 当たり前になってしまえば 愛した訳など 要らなくなる 淋しがり屋のペテン師と哀しい嘘つ き ふたりはいつから こんなふうになったんだろう 残り火を消そうとするように 煙草もみ消す 君の白い指先を きっと忘れない 別れという名の深い森の中で 途方に暮れてる 子供のようさ 僕は ふたりが残した 思い出たどっても いつも独りだけで いたような気がする 別れという名の夜のガス燈に ぶつかり踊る虫のようだね 二人 いたわりや ぬくもり 当たり前になってしまえば 愛した訳など 要らなくなる 左手で 髪をかき上げる 君のその仕草 今でも 嫌いじゃない 君に似合ってる もうきっと見ることもない その癖...