陽も上らぬ夜の続く町 この海の果てにと人の言う 淡い月の下でその町は どんなにかきれいな事でしょう やわらかな月明かりは 醜さを照らさぬから わたしの願いは 水のうたかた 自ら望んだ仮の姿 強さも弱さも君のすべてと こんなに近くにいたはずなのに どうして 君を 見失ったの この海の果ての遠い町も いまは音絶えると人の言う 美しい蒼の照らす下で 真実は見えないものだから でも 今宵 満ちる月は こんなにも美しくて わたしの願いは 水のうたかた 自ら望んだ仮の姿 私の瞳に写ったものは 真実よりも美しすぎた いつしか 君を 見失っていた ララララ… <♪> わたしの愛した 水のうたかた はかなくはじけて消えていった 強さも弱さも君のすべてと こんなに近くにいたはずなのに 大切なことは そういつの日も 失った後に 気づくのでしょう もうすぐ 月は かなたに 沈む ララララ…