夕焼けの空が追いついて いつもと変わらぬ家路について そのまま私は夕闇へ 放り投げられて泣いている 過去と言う名の鳥籠に囚われている 思い出達は 弱った私の心臓を抉り取って 嘲るように夜を泳いでく 貴方の大きい背中を お風呂に浮かべて考えた 憧れの中のざわめきを 貴方に直接問いかけた 忘れてしまいたい言葉達と 忘れたくは無いあの夜のこと 世間知らず過ぎる私に 貴方は魔が差しキスをしたの このまま時間は経ちに経ち 貴方も私も年老いてけど 貴方が夜眠れるならば 貴方が今生きてるならば 貴方の幸せは私の幸せだから 貴方の幸せは私の幸せだから これでいいや