振り向いたら 負けな気して 足跡見物我慢し 進むべき道は前へ 扉のその先へ "とぼとぼ"という速度で あちらこちら寄り道して 同じ場所で足跡を濃く残す日もあった 扉ノックして 無視される日も しばしば その度苦労して 開こうとして しばしば 扉開けて 歩み出せ 雨風吹かれようと 扉開けて 誇り持て 踏み出したその足を "やれやれ"という空気も 其処や彼処で感じとって 毒状態の毎日を恨むターンもあった その度に騙した 普通という概念達を 自分の芽を信じて 解んない奴は やれやれ 扉開けて 歩み出せ たとえ毒されようと 扉開けて 誇り持て 傷ついたその足を 扉開けて 歩み出せ 雨風吹かれようと 扉開けて 誇り持て 踏み出したその足を 振り向いたら 負けな気して 足跡見物我慢し 扉開けた その先で 水たまりを見れば 理想の自分だろう