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メル・ユース

10,902
113
  • 5:00
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歌詞

風と踊る様に長い髪を揺らして 少女は語る たったひとつの冒険譚を 水飛沫を上げて駆け抜ける様だ 火花を散らせ 瞬く間に時は過ぎる 何者にもなれない自分が嫌いで それでも消えない憧れを抱えていた 扉を開いていく 眩しさに目が眩んだ そこで何が待とうとも 止まれないだろう 迸る閃光 あの匂いを憶えている 思うよりずっと大切なもののような 忘れていたはずの記憶が君を呼んでる 今 迷いも無く飛び込んでいく 空っぽの心をぶら下げて歩く 誰にも言えない秘密を隠している 慰め合うように私は笑って 何よりそれがふたりの距離になった 分かち合う思いさえも それぞれ答えは違った 交わす言葉の幾つが伝わるだろう 空を裂いた咆哮 声は弧を描いていく 怖れや不安を掻い潜って君の方へ 吹き曝しの思いに容赦無く打ち付ける雨 今 降り頻る過去が滲む 扉を開く度に 手の平を溢れていく 懐かしい匂いのする それを知ってる はじまりをいつか忘れる日がくるのかな それならば一層作らなければ良かった? いや違うな 記憶が今 私を作っている ほら 迷いなど振り払って 迸る閃光 あの匂いを憶えている はじまりがいつか薄れてしまったって もう忘れていたはずの記憶が君を呼んでる 今 ひとつずつ思い出していく 風と踊る様に長い髪を揺らして 少女は語る 何者にもなれない君だから出逢えた なあ 未来はどうやらすぐそこまで 今 迷いも無く飛び込んでいく

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