ミルクを飲んでフラフラの僕は 空気のような空想を描く 黒いトンネルに吸いこまれてく うんざりするほど永遠にずっと 爪を噛んで数を数えて 窓を開けて 僕は終わりをまってる スライドしてく景色のスピードが はやくなって僕は立ちつくして 悲しまない明日を願うけど より深い青に世界を塗りかえてく、 きっと―――。 針のような三日月の夜に ゆううつな僕の影を見つけた 追いかけないように釘づけにしたい 新しい僕の傷口を 見て なんでまた泣いているんだろ? 痛みにだけ僕は素直になってる スライドしてく景色が止まったら こわれてく未来を感じてた 目も眩む白い朝が来て 見えなくなるから 何もなかったみたいに、 きっと―――。 爪を噛んで数を数えて 終わりの日をまってる そして いつか窓の向こうで君が笑いながら 僕に手を振るんだ スライドしてく景色のスピードが はやくなって僕は立ちつくして 悲しまない明日を願うけど より深い青に世界を塗りかえてく、 きっと―――。