まだ僕はなにも叶えられてない小さ な夢を蹴り続けてる 満たされない毎日が僕の首を絞める んだ 「生きている」という事実だけで称 えてくれないか こう見えても疲れきって死んでしま いたいんだ 昼も夜も来ないこの部屋の中は10代 のままで風が止まって 「嫌い」や「上手くいかない」で投 げ出した「平成」が終わった。 わかりやすく来てしまう「未来」が すごく不安なんだ ぼくの生きた「平成」に何が残った の? 僕をいじめていたあいつに子供が出 来たってさ 「この子は俺が守る」だとか言って たな、美しいね。 初めて認めてくれた先輩が自殺して 泣いた夜も 居場所だったけど潰れてしまったラ イブハウスも 平成に置いていかれた。 心の準備がまだなんだ待ってよ。 あの日の僕がまだそこで俯いている んだ どこに行っても変わらない大阪も東 京も 好きだけど嫌いだし人間の冷たさは どこも同じだ 憂鬱と温水寂寞で浸した浴槽に顔ま で浸かって溺れてみた 安定剤のゴミで溢れるこの部屋で 今日も生きる意味を探している 「死にたい」も「生きたい」も14の 頃から曖昧でした その曖昧さを理解したいのにまだわ からないや 大人になれない僕はまだ満たされず に歌っています 僕の生きた「平成」は素敵な時代で した 連れてってくれないか「平成32年へ 。」